【カフェイン含有量比べ】コップ一杯、最も多いのは?

コーヒーの知識

こんにちは。コーヒーザムライ夢丸です。

紅茶、コーヒー、お茶にはどのくらいカフェインが入っているのでしょう?

夢丸
夢丸

私が学生の頃、夕方に紅茶を飲んで夜中になっても目がバキバキに冴えて眠れなかった事があります。そのイメージが強すぎて紅茶の方がカフェインが多く含まれているとずっと思っていました。

さて、実際はどうなのでしょう??

結論からいいますと紅茶、コーヒー、お茶の中で一番カフェインが多く含まれているのはコーヒーになります。

また、カフェインを取る最適な時間帯もあるので、普段コーヒーや紅茶などを飲む人で睡眠の質が落ちていると感じる、疲れが取れづらいと感じている方は少しでも改善できるような情報かもしれません。

このブログで知れること
  • 紅茶、コーヒー、お茶のカフェインが一杯の中にどれぐらい含まれているか
  • カフェインの効果や飲み方(時間帯、タイミング)
  • カフェインの注意点

では、具体的にどれくらい入っているのか。

それからカフェインの効果や飲み方(時間帯、タイミング)カフェインの注意点も見ていきましょう。

カフェイン含有量

それぞれ別に表でまとめてみました。

まず、コーヒーから見ていきましょう。

コーヒーのカフェイン含有量

インスタントドリップ
1杯(150ml)
コーヒー粉12g使用
約80mg約90mg

紅茶とお茶のカフェイン含有量

紅茶お茶
緑茶系飲料)
1杯(100ml)
茶葉3g使用
約30mg約20mg
※お茶は平均で90mlのお湯に対して3gの茶葉を使用しますが、ここでは100mlとします

紅茶、コーヒー、お茶のカフェイン量

コーヒーを紅茶やお茶と同じ容量100mlのお湯に対してのカフェイン量を表にまとめると、

コーヒー紅茶お茶
(緑茶系飲料)
1杯(100ml)約53mg
コーヒー粉8g
約30mg
茶葉3g
約20mg
茶葉3g
※インスタントの場合
※ドリップの場合はカフェイン量約60mg(コーヒー粉8g)

コーヒー1杯の容量を紅茶、お茶と同じ100mlにしたとしてもカフェインの量は約53mg

このことから、コーヒーにカフェインが多く含まれていることがわかりますね。
ですが、実は密度的にはコーヒーより紅茶の方がカフェインが含まれています。

コーヒーを淹れるときに使う粉の量は一人約12g、紅茶の茶葉は一人約3gです。
コーヒーの方がたくさんの粉を使用します。

もし一人で紅茶を飲むとしてコーヒーと同じ12g使うとすればカフェイン量は約4倍

▪︎3gの茶葉
 → カフェイン量約30mg / お湯100ml(1人分)

▪︎12gの茶葉
 → カフェイン量約120mg / お湯400ml(4人分) 
 (茶葉3gに対して100mlのお湯が必要なので12gだと400mlのお湯が必要)

コーヒーの粉と同じ量を使うとすれば紅茶の方がカフェインの量が多く含まれていることがわかりますね。

しかし、紅茶をたくさん飲むことはあまりないですよね。多くて約2〜3杯ほど。

そのぐらいの量であればコーヒーほどカフェインを取ることはありません。紅茶やお茶はお湯を注ぐ前は乾燥していますが、お湯を注げば広がります。

必要な茶葉の量が最初は軽くてもお湯を加えれば広がるので、使う量もコーヒーより少ない。

したがって、
一杯のカフェイン量が多いのはコーヒーですが、密度的に考えれば紅茶が多いということになります。

カフェインの効能と飲み方

カフェインを摂取すると中枢神経が刺激され、眠気や集中力にも影響を与えます。
よく、眠たいときにコーヒーを飲むと目が覚め、集中力が上がるという話がありますね。
あれはカフェインの効果というわけです。

カフェインの効能

カフェインには様々な効果がありますが、飲み方次第で日々の生活をコントロールすることができます。

カフェインを摂取すると、

  • 眠気が一気に覚める
  • 仕事や勉強の際、集中力がアップ

私も仕事や勉強、何かに集中したいときによくコーヒーを飲みます。
すると驚くほど集中力が上がり、仕事の効率がよくなります。

また、遅くまで起きていてあまり眠れなかった時、翌朝もしくは一日中すごい眠たいときありますよね。そのときもコーヒーを飲むことで眠気が一気に覚め、作業もはかどります。

私にとってコーヒーは楽しむだけではなく、日々の生活に欠かせないものでもあります。

タイミングの良い飲み方

■効率よく摂取したい場合

カフェインが脳を覚醒させるまでの時間は15分〜30分程といわれているので
タイミング的には眠気や集中力が切れそうと思ったときに飲んだほうがいいです。

■朝食、昼食のあとの眠気対策

食後は副交感神経が上昇し体がリラックスした状態になります。

そのため朝食を食べた後や昼食の後、眠気が生じやすくなるケースがあります。
それを防止するために食後にカフェインを摂取すれば眠気防止になります。

カフェインの注意点

体格差にもよりますがカフェインを摂取して体から半分抜ける時間は約5〜7時間
完全に抜けるまで約10時間もかかります。

夕方以降にコーヒーを飲むとカフェインが体から抜けていない状態で眠ることになり
睡眠に支障をきたす可能性があります。

例えば、17時に飲むとして完全に抜ける時間帯は夜中の3時。眠っていても体は十分に休まっていない状態です。

飲み過ぎにも注意が必要です。

カフェインには様々な効果があるといいましたが、その作用も様々です。飲みすぎると肉体的、精神的に支障をきたしてしまいます。

最低でも一日3杯までにしましょう。

また、空腹の状態で飲んでしまうのもよくありません。

胃が痛くなり、お腹を壊す原因にもなります。
お茶ぐらいの量であれば痛くなる事はあまりないですが、コーヒーの場合は痛くなるので何か食べてから飲むようにしましょう。

注意すること
  1. 夕方以降のカフェイン摂取は控える
    →睡眠障害を引き起こす可能性があるため
  2. カフェインの過剰摂取は避ける
    →1日3杯までにする
  3. 空腹時のカフェイン摂取
    →何か食べてから飲むこと

まとめ

紅茶、コーヒー、お茶のカフェインの量やカフェインの効能、飲み方、注意点を挙げていきました。
私はコーヒーが大好きで毎日飲んでいます。
ですが、自分の健康を保つためにもたくさん飲むことを避けています。

また、仕事や作業をする際に飲んだりと自分のタイミングに合わせて飲んだりしています。

このように作用を知っていれば日々の生活に取り入れるだけで仕事や勉強がはかどり生活が豊かになるかもしれません。

今日のまとめ
  • 紅茶、コーヒー、お茶の中で一杯のカフェイン量が多いのはコーヒー
    しかし、密度的には紅茶が多い(1〜2杯程度であれば心配はないです)
  • カフェインには中枢神経を刺激して眠気や集中力に影響を起こす効果がある
     眠気が起こる前や集中力が低下すると思ったタイミングで取り入れる
     朝食や昼食のあとに取り入れる
  • 過剰摂取、夕方以降のカフェイン摂取を避け、空腹時には飲まない

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